黒嶋 厚至

2006年入社

特許内外国部門 弁理士

新卒で入所以来、主に国内顧客の日本での権利化業務を担当。主に機械構造系分野で、日用品や家具、車両関連等に関わる特許を扱う。

ご入社されてから今までのキャリアを教えてください。
入所17年目で課長になりました

入所10年目でサブリーダーに、入所15年目で弁理士資格を取得、入所17年目で課長になりました。

キャリアの中で成長につながった経験を教えてください。
サブリーダーとしてお客様の窓口業務を担当し、より広い視野で物事を考える機会となった

ちょうどサブリーダーになる10年目辺りから、お客様の窓口業務を任されるようになったことです。
それまでは割り振られた案件だけを対応していればよかったのですが、窓口業務を行うということは自分自身の案件や担当法域に関わらず、様々な相談事が舞い込んできます。
時には他部門や上長の協力も得ながらですが、お客様の相談事に対して的確にお応えすることがキャリアの成長に繋がると考えています。
自分自身が成長できるのは外部からの刺激があってこそであり、窓口業務としての様々な経験がより広い視野で物事を考える機会となり、今後の知恵となって活かされるものと考えています。

どのような背景で今の役職を担おうと思ったのですか?
事務所としての成長や所員が気持ちよく働ける環境作りに貢献したい

課長就任の話が私に舞い込んできたのは、弁理士資格を取得して2年目の時でした。
私が現在の課長職を受託した理由は、自分自身の成長に加え、事務所としての成長や一人でも多くの所員が気持ちよく働けるような環境作りにより貢献できる立場として、以前からマネジメントに興味があったからです。

現在の役職に就いたことで得た学びを教えてください。
一貫した考えを持ちながら、個々のメンバーの考えを柔軟に受け入れる

特許事務所の業務は個人での業務が多いですが、大手事務所としての力が効果的に発揮できるのは組織として様々なサービスを提供することだと思っています。そのためには、やはり組織内での意識の共有が大事になってきます。一方、組織内には色々な考えを持ったメンバーがいます。
このような中で、個々のメンバーの強みを最大限に引き出しつつ、組織内での意識の共有を図るには、一貫した考えは持ちつつも、個々のメンバーの考えを柔軟に受け入れることで、信頼関係を築いていくことが重要であると学びました。

早くから役職者になったことで良かったと感じたこと、役職を受けて良かったと思えた理由を教えてください。
弁理士業務だけでなく、マネージャー視点を持てる

課長職を受けてよかったと思えたことは、一つの組織をまとめる立場になり、弁理士としての業務だけでなく、マネージャーとしての視点も持てるようになったことです。私自身、まだまだ未熟で課内の調整が上手くいかなかったり、現場と経営層との間で板挟みとなったりすることもありますが、事務所全体の方針を理解する機会や意見を述べる機会も増え、責任感の向上や視野の広がりを実感しています。