小澤 昌吾

2019年入社

特許部門 弁理士

日本企業の国内・外国出願を担当。
高等専門学校(高専)の専攻科を卒業後、電機メーカーに就職。メーカー在職中は設計開発業務に従事し、5年間の海外勤務も経験。知財未経験者として弊所に入所。
2022年弁理士資格取得

入所の動機を教えてください
自分に合った働き方を模索し、弁理士になりたいと気が付いた

電気メーカーでの仕事が、自分の本当にやりたい仕事ではないと思い始めたのは、海外赴任中のことでした。弁護士、公認会計士、税理士といった士業の人たちとの付き合いがあり、彼らの独立した働き方や生き方に強く憧れました。学生時代から、ものづくりに関わる仕事をしたいという思いはあったものの、それを仕事とすると、士業を生業とする友人のような独立した働き方、生き方はできないと思っていました。
自分に合った働き方はないものかと模索し続けた結果、弁理士という生き方を知りました。弁理士について調べれば調べるほど、自分がやりたいことそのものである気がして、その思いはだんだんと大きくなり、これしかないと思えるようになりました。ついにはお世話になった電気メーカーを退職し、特許事務所に入所することになりました。

実際に入所して、事務所にどのような印象を持ちましたか
不夜城と思っていた印象が一変、クリーンでジェントルな雰囲気に驚いた

私は弁理士の知り合いはおろか、特許事務所で働く知り合いすらゼロの状態で特許事務所に入所しました。入所前、私の中の特許事務所のイメージは、昼夜問わずパソコンと向き合いひたすら書類を作成する不夜城のようなものでした。しかしながら、実際に入所してみると、あまりにもクリーンな職場の雰囲気に驚きました。弁理士は物腰が柔らかい人が多い印象ですが、業界の繋がりが増えた今では、弊所にはジェントルな方が多いという印象を持っています。

入所後の教育体制はいかがでしたか。どのように業務を学びましたか。
未経験者に対する丁寧な指導と充実した所内研修

最初は右も左も分からない状態なので、上司に一から実務の仕方を教えてもらいました。完全未経験の私に対して、日本語の使い方から丁寧に教えてくれた上司には今も感謝しております。
入所してしばらく経ち、一通りの仕事ができるようになった後は、上司の仕事を直接近くで見て学びました。また、弊所は、所内の研修制度がとても充実しています。そのため、所内の研修制度を積極的に活用して実務を学んでいます。

入所後に弁理士資格を取得されましたが、どのような勉強法をされましたか
転職と同時に予備校通い、勉強漬けの日々

私の場合、全くの未経験で特許事務所に入所しました。当然、弁理士試験についての予備知識は何もなかったので、転職と同時に迷わず予備校に通い始め、試験勉強を始めました。最初の1年は仕事の後に予備校に行ったり、土日に予備校に行ったり、とにかく勉強漬けの日々でした。勉強漬けの日々は辛くもありましたが、転職を決意した時点で弁理士として生きていくことを固く決意していたので、その他の選択肢はありませんでした。また、前職時代の恩師や友人たちに恥ずかしくないような生き方をするといった気持ちも、資格取得のためのモチベーションとなっていたのだと思います。

現在の業務の魅力を教えてください
最先端の技術に関する特許権の保護をアシスト

日々の業務の中で多くを占めるのが、明細書の作成業務です。お客様である企業の発明者から直接お話を聞き、技術内容を理解し、特許的な観点でのヒアリングを発明者にすることにより、発明のポイントが何であるかを見つけ出していきます。発明のポイントを見つけ出すためには、技術内容についての正確な理解が欠かせません。様々な分野における最先端の技術に触れることができることは、この職種の魅力の一つだと思っています。また、日々の業務の中で、海外での権利化業務を担当することもよくあります。外国代理人との直接のやり取りを通じて外国に特許出願し、お客様のグローバルな知財権の保護をサポートしています。

今後チャレンジしたいことや目標を教えてください
お客様に満足いただけるプロフェッショナルであり続けたい

プロフェッショナルな仕事をし続けるということを、いつでも意識していたいと考えております。特許権の取得といっても、その権利の価値は担当する弁理士によって天と地ほども異なってきます。お客様に満足して頂けるような特許権を取得し、お客様の企業経営のお手伝いをしていきたいと思っています。そのためには、技術についても、法律についても、世の中の動きについても、広く学び続けていくことが欠かせません。お客様に満足して頂ける仕事ができるよう常に準備し続けることが目標です。

求職者の方へメッセージをお願いします
特許事務所の門を叩いて、新しい世界に踏み込んでみませんか

今このサイトを見て頂いている方は、少しでも特許事務所に入所することに興味を持っている方だと思います。未経験であれば当然、不安もあると思います。私の場合もたくさんの不安とともに入所しました。しかしながら、今では胸を張って特許事務所への入所をおすすめできるようになりました。みなさまにも、ぜひ特許事務所の門を叩いて、新しい世界に踏み込んで来て頂けたらと思っております。

1日の仕事の流れ

8:00業務開始
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8:00~8:30メールチェック、至急案件に対するメール回答
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8:30~12:00明細書案作成、外国案件のオフィスアクションに対するコメントや応答案作成など
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12:00~13:00事務所内でランチ、たまに同僚と外でランチ
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13:00~17:30お客様との面談、日本出願の中間処理など
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17:30~18:00メールチェック、メール回答
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18:00終業