市川 優矛

2020年入社

特許部門 技術者

新卒で入所し、海外顧客の日本出願を担当

入所の動機を教えてください
医薬において特許が重要であることを知り、大手事務所であれば、幅広い業務に携われると考えました

医科学を専攻していたので当初は医薬業界に興味を持っていましたが、ある時、医薬において特許が非常に重要であることを知り、知財に関わる仕事に興味を持つようになりました。
新卒を採用している事務所が少なかったので、新卒募集をしている弊所は器が広いなと思いました。また、特許事務所への就職に不安がありましたが、大手であるということはお客様から大きな信頼を得ているのだろう、様々な業務に携われる機会があるだろうと思い、弊所を志望しました。

実際に入所して、事務所にどのような印象を持ちましたか
常に期限に追われるものの、業務に集中できる

入所前に想像していた通り、基本は個人で仕事をします。所内の会議等がないので、自分の仕事に集中することができます。一方で、全ての案件に期限があり、常に何かしらの期限に追われるので一年が過ぎるのがあっという間に感じます。

入所後の教育体制はいかがでしたか。どのように業務を学びましたか。
配属先以外の事務研修もあり、OJTが充実している

入所後は、最初からOJTという形で上長に指導してもらいながら実際の案件に取り組んで業務を学びました。上長を含め周りの方々の助けを借りて、日々案件に取り組みました。
新卒で入所した場合は、事務で研修する機会があり、特許事務所の業務全体の流れを知ることができました。弊所は新卒向けの教育体制が充実しており、現在の部署に本配属になる前に複数部署に一定期間仮配属され、適性を見極めることができます。同時に所属部署以外の部署がどのように業務を行っているのか事務所の雰囲気を知る良い機会にもなりました。

現在の業務の魅力を教えてください
グローバルな視点をもって、様々なバイオ系案件を担当できる

現在、バイオ系海外顧客の日本出願案件を扱う部署に所属しています。バイオ系の案件を多く扱うことができるのは大手事務所ならではだと思います。
また、日本と外国では当然実務が異なるので、いつもと違う視点に基づいた指示・問合せが外国代理人から来ると、苦労することも多いですが、とても面白く勉強にもなります。

今後チャレンジしたいことや目標を教えてください
まずは弁理士試験合格

まずは早く弁理士試験に合格して業務の幅を広げたいと思っています。新卒で入所した同期が数名いますが、すでに多くが試験に合格しています。実務に関しては、バイオ分野特有の実務についてより深く学びたいと思います。

求職者の方へメッセージをお願いします
若い世代でも壁を感じることはありません

特許事務所というとある程度の社会経験を積んだ方が就職するイメージが強いかもしれません。弊所は年々、新卒採用者数を増やしています。今後の長い社会人人生を考えると、弁理士という職業は、知的好奇心を持ち続けられる魅力的な職業だと思います。私くらいの比較的若い世代の所員も多く在籍していますので、是非若い方も壁を感じることなく、弊所にお越しください。

1日の仕事の流れ

取引先が外国企業や外国代理人ですので、時差の関係で朝出社するとお客様からのメールが届いていることが多いです。まず朝はメールチェックして、急ぎの件があれば、上長と相談しながら対応します。

[午前]
メールチェック、その日のやることを改めて確認
 ↓
前日までに作成した書類をチェックして事務に提出、等

[午後]
新たな案件に着手・上長に相談、等